ターミネーターばりメカ義足への道

50代、肉腫(サルコーマ)ザバイバー、大腿義足への私的備忘録です

失った足先の感覚(幻肢痛)

切断した膝下、今はもう在るはずもない足先の痛みについて(幻肢痛)は、先生や義足の友人からも聴いてたけど、私の場合もやはりたまにズキンと痛みますが、未だその先が存在してるような不思議な感覚が今も残ってます。

 

切断する直前は、脹ら脛が大きく腫れてたので足を真っ直ぐに伸ばせない状態でした。膝を立ててる姿勢を長くとっていたからか、いまだに膝をくの字に曲げてる感覚が残ってて、いや…もう足は無いからなぁ~って、その曲げてる足を伸ばそうとしても、勿論足がないから伸びない、けど未だ膝は曲がったままの感覚残ってる…まさに幻ですね、ホラーですわ…

 

先生達は余りその事を考えない方が良いですと、自然に消えていきますから、と。また、リハビリの先生も個人差があるけれど、気にしない人は早くに症状が消えてるかな~と、うんうん、気にしないのは得意なんで私もそうすることにします。

 

痛みも辛いやろうけど、私は幻の痒みとかあった場合の方が我慢が効かないから辛いかなぁ…うん、無理やなぁ…

 

痒みはホンマ我慢できひんのです(T_T)

手術当日の夜から個室に移って何だか病室が暑くて、マットレスに接してるとこが、もう汗だくで病衣もシットリしちゃってて、一晩凄く蒸れた状態やったから、お尻から背中にかけてメチャクチャ痒かったんです…ほんとに泣けるほど…足の痛みどころでは無かった。

おかげで、お尻と背中が広範囲にかぶれておりました。

私、痒いのは我慢効かないんで血が出るほど掻いてしまいます…掻いた後の自分の手に血が着いてるのを見て、やってもたぁ…となります。

 

なんしか、暑くてたまらなかったので掛け布団も足下に追いやり、時おり看護師さんに窓を開けてもらったり、火照った背中を仰いで冷ましたりと…外は雪が降りそうなくらい寒いと聞いてましたが、ありえないほど私は暑かったのです。もともと暑がりなので余計にね…