ターミネーターばりメカ義足への道

50代、肉腫(サルコーマ)ザバイバー、大腿義足への私的備忘録です

急展開…え、きいて無いわぁ…

大きくなるばかりの脹ら脛、今年(2024年1月)に入って、皮膚が悪くなる前にデスモイド腫瘍を切除する方向に治療方針が変わることとなりました。

再発のリスクは有るけれど大きくなり過ぎて生活が辛い…主治医の先生と納得の上、手術日が3月5日に確定してそれに向けて準備を進めてました。

 

これとは別の話で、会社で行う定期健康診断(12月)の結果が1月に届き、肺に結節影、精密検査要の診断票が…

ん?精密検査、それも肺??

いつも健康指導をうけていたので今年もまた職場に電話がかかって聞き取り調査だの、面談だの、ホントに面倒なんですよね健康指導って…なので中性脂肪値やBMI値しか気にしてなかったので、突然の通達にビックリ💦

改めて確認したところ、呼吸器内科で診断を受けてくださいとのことで近所でクリニックを探して受診することに。

 

クリニックではMRIの画像より最初の一言目が、どこか癌を患ってませんか?と…なんですと??

転移したと思われる影が肺に有るとのこと。急ぎ大学病院で、気管支鏡検査を行い生検が必要と畳み掛けるように言われました、とにかく急いでと…

デスモイド腫瘍で大学病院に通院してることを伝え、同じ病院の呼吸器内科でさらに診てもらうこととなりました。

 

全く寝耳に水、肺ですか??

そんな診断を受けてから、なんだかコホコホと空咳もでるようになり、ほんま病は気からかよ💢って私の心弱すぎ…と思いました(^。^;)

 

気管支鏡検査とともに、脹ら脛のデスモイド腫瘍に関しても改めて生検が必要となり生検の為の手術が急遽設定され、切除手術はいったんキャンセル、肺の結節影の犯人探しが始まりました。

 

気管支鏡検査、これほんとに死ぬかと思うほど私はしんどかった…マジでトラウマ

鼻に管刺されて鼻呼吸せなあかんのですが、途中あまりに咳が出過ぎて涙が出てしまい鼻から息吸うのがメチャクチャしにくくなったんです、ホントじたばたしてたと思う。

そんな気管支鏡検査の結果は採取する組織が少なすぎてなにもでなかった、とのこと。何じゃそれ…

なのでもう一度再検査させてください、という説明にドン引きでした。けどこれってNOは無いよね…なんだかなぁ…と言う気持ちでした。

 

一方、脹ら脛の生検の結果が一部届き、脹ら脛からは悪性のものが確認できたとのこと。

へ、デスモイド腫瘍って悪性ではなかったん違うん??先生も今一度当初の針生検結果を再確認されたけれど、この時の組織の診断に間違いは無いとのこと。

デスモイド腫瘍が悪性に変異、もしくはあらたな悪性腫瘍が併発してたって事か、ここは未だ調査中。

 

で、私の治療は今後どうなるかというと、肺の転移は広がっているため切除不可、今は第一に化学療法を開始する必要があるとのこと。

肺の結節影は脹ら脛からの肉腫の転移として命に関わる肺の治療が先。

しかしながら、脹ら脛はこちらがジタバタしてるのと関係無くスクスク大きくなっていて、皮膚の常態も急速に悪く(紫色)なっていました。生検後の縫合部分は皮膚がひっついてくれず中から体液が出続けるという始末。

これでは化学療法が開始できない常態と言うご説明、そこで左足膝上で切断し、回復後速やかに化学療法を開始するのが命を救うことを考えると最善で有るとのこと。

 

ほんとに急展開過ぎて先ず受け入れられませんでした。

ただ、気管支鏡検査がいったんキャンセルとなった事だけが救いです。